艶やかな紫の実をつける「紫式部」(ムラサキシキブ)
2015/09/20
「紫式部」(ムラサキシキブ)の実です。8月の半ばから11月の半ば頃に実をつけます。近所を散歩中に艶やかな実をたくさんつけていて目を引きます。
紫式部といえば平安時代女性作家を思い出しますが由来は何なのでしょうか?
もともとは「ムラサキシキミ」と呼ばれていました。「シキミ」という意味は「実がたくさんなる」という意味です。それが変化して「ムラサキシキブ」と呼ばれるようになりました。
平安時代の紫式部とは関係はないようです。
私が小学生だった頃、母がよく植物を買ってきていました。その植物は母は私に「好きな植物で紫式部という名前だ
」、ということもその時に教えてもらいました。印象深い名前だったのでそのまま大人になっても覚えていました。そう思い返すと母から教わった花の名前や雑草の名前は結構あります。
母は今でもよく自分の好きな花の苗などを買ってくるので庭には季節の花がたくさん咲いています。もっぱら植えたり水をやったりするのは父の役目ですが….。実家の紫式部も鮮やかな実をたくさんつけている頃だろうなぁ。
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