ソメイヨシノとしだれ桜と八重桜の山桜の違いと花言葉、その由来とは
日本人に特別な存在として愛され続ける桜。
暖かくなり始めると桜が咲くのが待ち遠しいですね。
そして桜が咲く頃にお弁当を持ってお花見したくなるのも日本人ならでは。
日本人にとって馴染みの深い桜の花言葉と由来とは
桜全般の花言葉としては「精神の美」「優美な女性」という花言葉になります。
種類別にも花言葉があります。
ソメイヨシノ の花言葉は「純潔」「優れた美人」
日本の一番よく知られている桜の品種であるソメイヨシノの花言葉は「純潔」「優れた美人」です。
気象庁が毎年発表している桜の開花情報もソメイヨシノが基準となっています。
花の見た目を女性の美しさに例えられ花言葉がつけられました。
江戸時代末期頃、染井村(ソメイ村)の植木職人さんが品種改良してできた桜です。
その後、桜の有名な吉野にちなんで吉野桜(ヨシノザクラ)と呼ばれていましたが、
そもそも吉野に咲いている桜は山桜ということもあったり、染井村にもちなんで
「ソメイヨシノ」と呼ばれるようになりました。
しだれ桜の花言葉は「優美」「ごまかし」
垂れて咲くのが特徴のしだれ桜の花言葉は「優美」「ごまかし」です。
しだれ桜の枝はとても長く柔らかいので垂れて咲きます。
その咲き誇る姿が見るからに優美なのでこの花言葉がつきました。
別のごまかしという花言葉は垂れた枝で見た目をごまかすという意味でつけられました。
八重桜(ヤエザクラ)の花言葉は「豊かな教養」「善良な教育」「しとやか」
ソメイヨシノよりも遅く咲く八重桜(ヤエザクラ)の花言葉は「豊かな教養」「善良な教育」「しとやか」です。
通常の桜の花びらは5枚ですが八重桜は何重にも重なってたわわに咲くのが特徴です。
咲きごろもソメイヨシノよりも遅く4月中旬から5月上旬です。
何重にも重なった花びらと積み重なった知識や教養を関連付けて豊かな教養、善良な教育というこの花言葉がつきました。
しとやかという花言葉は上品に咲く姿からつけられました。
山桜(ヤマザクラ)の花言葉は「あなたに微笑む」「高尚」
葉と同時に咲くのが特徴の山桜(ヤマザクラ)の花言葉は「あなたに微笑む」「高尚」です。
山桜は春に山を見ると所々ピンクになっています。そんな野生に咲いている桜をヤマザクラと言います。
ヤマザクラは、葉と同時に、花が咲きます。
ソメイヨシノは、花が咲いた後に葉が出て来るのが特徴です。
花の咲く頃、 山から春を届け、微笑むように咲いているそういう姿から付けられた花言葉です。
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