2015-07-19
単なる飾りではなかった!!酒蔵、飲食店の軒先にある茶色いくす玉の名前と意味
幾度と見たことがあるこの茶色いくす玉。軒先で見かけるたび気にはなっていましたが、、、この度酒蔵見学に行きその謎が明らかになりスッキリです!
「杉玉」や「酒林」(サカバヤシ)と呼ばれ杉の葉を金網に刺してボール状に作ったもの
作ったものだったのですね。何かの実、もしくはもともとそういう植物かもしれないと思っていたりもしました。
作れるということを聞くと作りたくなってしまいます。作って軒先にでもつるしておいたらインテリアとしていいですよね!蜂の巣と勘違いされそうですが。加えて、私の家は鉄筋なので雰囲気全く合ってませんが。
「新酒ができました!」という合図で緑の杉玉を吊るしておき、枯れて茶色になる頃には「熟成されましたよ」という合図
そんな深い意味があったのですね。
お酒を絞り始める10月初めぐらいに青々した杉玉を吊るし始め新酒ができたと知る。そこから出荷されるものと熟成されるものがあって、その熟してまろやかになったものが「ひやおろし」と言われます。ひやおろしの季節は9月の半ばくらいで、その頃には杉玉も茶色になっているそうです。
熟成具合が杉玉を見てわかるわけですね。こういうことを知っていると日本酒がより一層味わい深いものになりますね。ついつい利き酒などし「ひやおろしはやっぱりまろやかだわぁ〜。」と通ぶって言ってますね、きっと!
で、一緒に行った皆さん試飲を楽しんでいました。
御昼ご飯もこちらの酒蔵さんで頂きました。
関連記事
コメントを残す