クリスマスのポインセチア、造花が人気な理由とは
いつもは「生花っぽく生けてください。」と言われているお客さんでもクリスマスの時期だけは「ド派手にお願いします。」や「ブルーのポインセチアでお願いします。」(生花ではブルーのポインセチアは存在しません。)などご要望を受けることが結構あります。 なぜクリスマスはいつも以上に造花が受け入れられやすいのでしょう?
クリスマスは造花のバリエーションの方が生花より圧倒的に多い
造花はポインセチアの花1つにしてもすごい種類なんです。実際存在しないブルーやらゴールドのものだけでなく全色揃っています。赤色1つにしてもワインレッドのような渋めの赤やコーラルレッドのような明るい赤など。全国の造花メーカーがクリスマスのために毎年1冊の分厚いパンフレットを作るぐらいですからね。
なので造花はお客様の思い描いている雰囲気のクリスマスを演出しやすいんです。
実は生花のポインセチアは寒さに弱い
ポインセチアを屋外に飾っておくと何日かすると葉っぱが落ちてしまいます。開花時期が冬なのにまさかの寒さに弱いとは。。。ポインセチアは15度以上あり、日当たりもいい場所に置くのがよい。しかし乾燥には弱いので屋内の暖房には気をつけなくてはいけないという。。。。なんとデリケートなんでしょう!?
生花のポインセチアを冬の寒空の下、長時間飾っておくには花にとっても厳しいですし、金銭面でも厳しいですね。
10月になると「今年のクリスマス、お正月の花はどんな感じにしますか?」と毎年聞きにまわっています。まだ昼間は暑くて車のクーラーは欠かせません。クリスマスと言われてもお客様もピンとこない感じですが、これを聞いてまわってるとそろそろ年末なんだなぁと、気が引き締まります。
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